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3分ゲーコンテストの感想をまとめたページです。性質上ネタバレを含みますのでよろしくお願いします。


第16回の感想はこちら

第15回
第14回
第13回


〔プンゲに対する個人的スタンス〕
・原則的には面白いか面白くないか、そんだけ。
・プレイ時間が長いとかどうとかゆう「プンゲ的時間適正度」みたいなのはあまり気にしない。
 ただし、例えば「冗長で飽きる」みたいな感じで、面白いか面白くないかの評価対象には入る。
・好みのジャンルは特に無し。広く浅くがモットー。
・感じたままに雰囲気で語ることもある。たまに変な方向に。
 上手く書けているかどうか。
・なので悪いこと書いてあっても深く悩まないのがいいかもです。

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第15回3分ゲーコンテスト感想(書いた人うみどり)

評価…A(とても良い・すごく楽しめる)・B(楽しめる・もうひといき)
     C(まあまあ楽しめる・難点はあるけど評価できる)・D(う〜ん)・E(もっとがんばりましょう)の5段階。
    A以上を「印象票」へ投票します。「3分ゲーに適さない」には原則的に投票しません。



No01 生への道
なんとか真エンド→後日談までいけました。
面白かったです。

ライトノベルっぽい雰囲気…というのでしょうか。
最初は犯人探しの推理系かなと期待していたのですが、
なんか違うみたい、びっくり人間バトルみたいな感じで、ちょっと肩透かしだったのですが、
終わってみると、ああこれで良かったな、と思える構成でした。

私のプレイでは、1番最初、「自分は生き残ったけど協力者はダメだった」という展開。
犯人は3回目くらいに分かりました。
そのせいもあってか、あ、わりと簡単にハッピーエンド見れるのかな、と。
そう思いきや、なかなか思うようにいかない。
誰が犯人かっていう推理モノ的な「答え」は分かってはいるんだけど、どう選択肢を選んでいけば分からない。
そうやって色々試行錯誤しているうちに、いつの間にかどっぷりはまっている。

真エンドルートのあの終わり方も、それまでに何度もトライ&エラーを繰り返し繰り返し続けていったせいか、
得られる喜びも大きかった。
何より、いい終わり方でしたし。

プンゲ的にはやはり時間のかかる作品だけど、
Ctrlキーで文章読み飛ばしできる、ヒントが適度に提供される等、
しっかり押さえるところは押さえてあるので、
さほど気にならずに快適プレイできました。


評価 A



No02 ウサギとカメAvenged
常連下東さんの2作品同時応募のその1。

うん、ストーリーとしては、いつもの下東さんの作風、という感じ。
なんかこう、ほのぼのキャラがそのうち豹変してどうのこうの、っていうのが同じ。
キャラがぐるぐる廻っているうちにしだいに豹変してくる、という部分までもが同じ。
「飽き」ととらえられる可能性は無くはないけど、
これはこれで、いつもの「王道的なギャグ」という感じがする。
うん、いいんじゃないかと。

ゲームシステム的には、ウサギとカメの競争…と見せかけて、
実はカメの攻撃から回避しまくるという流れ。
プレイ中盤になると、それにスコアアタック要素も取り込まれる。
う〜ん、最初の想像(=期待していたもの)と異なるっていうのは、やっぱりちょっと盛り上がれない。
例えば、ですが、「カメがウサギを攻撃して、ウサギがひるんでいるうちにカメが出し抜いて先行する」
とかならウサギとカメっぽかったんだけど…

今までゴールを目指すゲームだと思っていながら遊んでいたものが、
いきなり「隠しをオープンにする方法はスコアアタックです」とか言われてもなあ…。

原作と(主題の部分が)違う、プレイ前段階で想像していたものと違う、
違う違うが合わさって、なんだかどうにもあかぬけない。

ゲーム性は申し分ない、面白いんだけど…突き抜けた魅力は今ひとつなような、そんな感じがします。
メイン部分そのもは面白いんですが。


評価 なんだかんだ言いましたが、Aです。



No03 ドロモン!
どこかで見たような気がするモンスター収集ゲー。うん、どこかで見た。

ギャグゲー。
なんか、ぐだぐだ。
なんかシュールなぐだぐだ加減が妙な味になっている。なんかよくわかんないけどそれが良い気がしてきた。
敵発見→捕獲までの流れがあっさりしすぎて笑える。
謎がわかりやすすぎてこれはこれでアリになってきた。
長すぎず、短すぎず、あでもやっぱり少し長かった気がするけど、
ダレでくるギリギリのところで終わることができたので、うん、アリ。アリですこれは。


評価 C



No04 イルカたいけん
タイピング…というより、上下左右キー入力ゲーム。

ゲームとしては、すぐに1周目が終わって、あっさりしすぎな印象。
プンゲ的にはこれでいいかもしれないけど、個人的にはもう少し深みが欲しい印象。
隠し要素があるらしいけど、見つけられませんでした。

雰囲気はかなりある…が、細かなところがどうも今ひとつ。
まずは、敵に勝ったとき、「その速さ○秒」と出るんだけど、
これ、少数以下が出ないので、タイムトライアル意欲に欠ける。
コンマ以下の記録も出る&記録されるようにして欲しかった。できれば100分の1秒。
(ツクールの仕様上、無理かもしれないけれど)

文字もちょっと読みにくい。独特のフォントは良い感じ。だけど…。
「りにおいやり って何のことだろうと思ってた。「し」においやり の読み間違いだった_| ̄|○

こういう、デザイン系のゲームは、細かいところの作りこみが特に重要になってくるかも。たぶん。
ほんのワンポイントだけダメでも、最悪それが全てに台無し感、いまいち感を与えるときがあると思います。たぶん。
幸いこのゲームのそれはそんなには酷くはないけど…。
センスは良いモノを持っていそうな作者さん。
なので、大味な部分のデザインだけじゃなく、
機能美とか、そっち方面のデザインにもこだわっていけば、ひょっとするとひょっとするかも…といった感じです。


評価 C



No05 議論空間
エンドレス(?)見てるだけゲー。
わりと連打ゲー。

議論そのものよりも、議論を眺めている周囲の人間の動きに力を入れている感じ。
見ているといろいろ細かく変化する。

メインは一応議論している3人の人物なんだろうけど…う〜ん。
議論そのものが面白くないのでなんとも。
議論って、議論している人同士のかけひきとか、そういうのが面白みだと思います。
3人いるんだけど、それぞれに性格設定があるわけじゃない(少なくとも私には同じに見える)、
1人が発言をしても他の2人が反論するわけではない。
議論も建設的な感じがぜんぜんしない。

このゲームの主題が「議論そのもの」ではなく、議論している「空間」だとすれば、
一応の納得はできるんですけど、
それにしたってアレもんです。

う〜ん、何のためにこのゲームは作られたんでしょう。よく分からないです。


評価 E



No06 ノックザドア
アドベンチャー。
前回の「不可避の理由」のかたなんですね。
うん、前回、削ぎ落としがどうのこうの、って感想書いちゃったんですけど、
今回はそれが上手く利いてます。

「言葉に頼らない演出力」とでも言いましょうか、
この手のゲームにわりとありがちな「説明的な文章」をほとんど用いずに、
必要最小限のメッセージを、本当に効果的に使っている。

情報が足りないため、プレイヤー自身がいろいろと考え、物語の背後の部分を補完しようとする効果が働く。
それがまたこのゲームの上手いところなんでしょうね。
普通じゃ「なげる」とか「おす」とか、そういう基本動作を忘れたままスタートするって、明らかに普通じゃないんですけど、
ひょっとしたらこれってそういう理由で忘れてしまったんじゃ…とか、いろいろ想像してしまう。
ううむ。

ゲームシステムのほうはもう1歩かな。いろいろと独特、というか、腑に落ちない点がある気がします。
たとえば、「みずがめのみずをつかいますか」の箇所。
いきなりそんな質問されて、ちょっと戸惑った。
最初、ごくオーソドックスなアドベンチャーだと思っていたので、水を使って体力回復、というのが、一瞬気がつかなかった。
すぐに「これはこういうルールのゲームなんだ」と納得できましたが、
そのへんの最低限の説明だけは必要だったかも。「水を飲んで体力回復した」的なものとかが。

あとは、つぼや本棚等のオブジェクトを調べてからじゃないと、フラグが立たない、とか。
なんとなくツクールの仕様上、しかたなく、のような気もしますが。

RPG的な戦闘の存在にも最初は腑に落ちませんでした。
が、それがまさか、ラスボスでああなるなんて。
これにはやられた。


評価 B



No07 ペンギン伝説
まず「なんとかかんとか.DLLがありません」みたいな感じのダイアログが出てきたのですが、
ググってダウンロードしたらなんとかなりました。

ゲーム本編なのですが、最初に気になったのは音楽の無さ。効果音も無い。終始無音。
キャラはけっこうかわいいのですが、音楽無しなのはどうにも盛り上がらない。

操作性もけっこう悪い。
まずなんでショットが長押しなのか。
シューティングはだいたい、キー入力後のレスポンスの速さが最低限必要だと思います。
自機を敵の動きに合わせてショットを打つ…というゲームが多いはずですから、
これはかなりいただけない…ぜんぜん当たらないです。
もう1つのボムはボムで、使い勝手はやや悪い。
敵の動きの移動ルート上にボムを仕掛けて…というのは、けっこう魅力的な攻撃方法ではあるものの、
難点は、ボムを置き間違えたら回収も何も出来ないこと。

あと、余計な機能が多い気がします。
視点変更って本当に必要?
横から見るとペンギンと熊がなんかシュールな事に。
制限時間も、特につける必要も無かったんじゃ…。
なんとなく「練習用に作りました」みたいな感じがします。

あとは…タイトル画面のスペルミス、でしょうか。細かいところですけど。
「そっちのほうがかっこ良かったからそのままにした」との事ですが…
それなら、デザインっていったい何なのかと。
かっこつけのためだけに本来崩してはいけない部分を崩す、それってどうなのかと。

評価 D



No08 若奥様の子育て奮闘記
タイトルに「若奥様」とあるのに、
オープニングでいきなり未亡人になったり幽霊になったりで、いろいろツッコミどころ多い。いや悪い意味じゃなく。
わりと悲壮感漂いそうな主人公なのに、あっけらかんとした主人公なので、
「遊ぶ前からテンション下がる」というのが無かったです。
最後はまあ、やっぱり少しかわいそうかなと思いましたけれど、あれでいいんでしょうね、やっぱり。

主人公が建物に入ると、ときどきいつもと違うところに行くんですけど、これって仕様でしょうか、バグでしょうか。
ん、まあ、いずれにせよ、「どこでもすり抜けられる主人公」っていう雰囲気が出ててなかなか良かったかな、と。
他にもバグなのか仕様なのか不明な細かい箇所がありましたが、
バグだとしても雰囲気に助けられて事なきを得ている、むしろこれはこれでアリ的な?

ゲームオーバーになる可能性の場所が1箇所だけありましたけど、
あれにぶち当たったのがけっこうゲームが進んだときだったので、わりと呆然としました。
セーブ可能な仕様にするか、もしくはドラクエ的再開方式のほうが良かったかも。
さすがに全部パアはキツイ。

バグらしきものといいストーリーのノリといい、狙ってやっているのならたいしたものです。
狙っていなかったとしたら…うん、まあそれはそれで。


評価 よく分からないけどたぶんBくらいで



No09 時の神殿
自作RPG作品。
プンゲじゃ時間的に無理があるジャンルなので、けっこう難点があったりするんだけど、
このゲームはしっかり作りこまれています。
無駄の無いシンプルな造り。

ロマサガ風戦闘方式なんだけど、ロマサガと違って、
連携技の法則さえちゃんと覚えれば100パーセント連携を決められる。
逆に、成長や技のひらめきなど、運要素のものはオミットされている。
そのため、より戦術的な戦闘を要求されるようになっている。なので燃える。
それが上手く構成、バランス調整されているので、とても面白い。

秀逸で模範的なゲーム、と言えると思います。

難点…というか、これはさすがに仕方ない部分だと思うのですが、
シンプルでこざっぱりしているので、物足りなさはあるかな。

「3分」ゲーに応募して、「5分以内」と割り切って製作しているのは、ちょっとだけ気にはなる部分だったのですが、
実際やってみると5分なんてあっという間だし、ぜんぜん気にならない。これで正解だったかな、と思います。


評価 A



No10 十塚30人殺し
111さんらしい作風の豆乳製アクション。
う〜ん…。

暴力・性的の15Rアイコンが2つ付いている作品なんだけど、
じゃあそれらのアイコンが付くだけの中身があるかといえば、そうでもない。
なんというか、普通のゲームに、ただその手の表現を上から貼り付けただけ、という気がしなくも無いです。
暴力・性的表現に、逆に振り回されてしまっている、という気が。

ゲームのほうは、操作性がよろしくない。
左右でロール、前後で移動、どいうタイプのものなんだけど…う〜ん。
こういう操作形式を採用しているゲームって、例えば市販のものだったら、
エースコンバットとかアーマードコアとかがそんな雰囲気だったかなと思います。要するに機械を操縦する系。
そういう作品だったらこういう操作方法でも違和感無かった(=それっぽくて燃える)と思うのですが、
これは…う〜ん、どうなんだろう。

ワンミスですぐゲームオーバー、というのもあんまりいただけなかった。
ワンミスが怖いから超安全策で遊びたくなる→白熱感のあるガンアクションとは遠くなる
かもしれないな、と。

プロットとか、初見の見た目とかにはこだわっている、と言えなくもないんですが、
1歩深い部分になると、ちょっと作りこみが疎かになっているようにも感じられます。
う〜ん…ネタゲー止まりなのかな……。


評価 E



No11 結界守
音楽無し、効果音無し、画面は白黒、ちっちゃいキャラ以外は全て記号…。
こう言ってはあまりにアレなのですけど…今回のゲームの中で、恐らくもっとも地味で影が薄い。

SPの概念がどうにも邪魔です。
札を投げる、結界を作る等、出来ることのほぼ全てに、この「SPを使う」という概念がある。
おかげですぐにすっからかんです。
回復もかなり難しく、回復できる四角も、すぐに消えてしまう。
回復と消費の釣り合いがまるで取れていない。

やりこむ気力が起きない、というより、触れる気力も起きない、というのでは、
さすがにちょっと…ごめんなさい。

評価 E



No12 XIII
カードゲーム。
う〜ん、こういう新しいルールのものは、やっぱりチュートリアルがあるのと無いのとではだいぶ違う…と思います。
ルールの覚えやすさ覚えにくさの違いはもちろんのことですが、
ゲームの「ツカミ」具合にもかかわってくるんじゃないかと。

ん、といっても、ルールは比較的簡単に覚えられました。
マニュアル読むよりも実際に触ってみたほうが覚えやすいっぽい。

何度かプレイしてみた感想は、うん、なんというか、
そこそこ対戦できるようになってくると、対戦時間が長時間化する傾向にある気がします。
一言で言い表すなら、「相手の攻撃をいかに回避し、相手に大ダメージを与えるか」といった感じ。
自分のカード枚数が多くなってくると、やれることが、
「相手に大ダメージを与える」か、「持久戦に持ち込んで山を減らし、山からカードを奪えなくするか」しかなくなる。
こうなるとちょっとだれてきます。
せめて「特殊条件で(場が13枚以下のときでも)一度に複数枚を出せる」ようなルールがあると、
テンポアップするかもしれません。
いやまあ、ひょっとしたら私がまだ見つけていないテクニックがあるのかもしれませんが。

ライフ制のラウンドの流れにはもうちょっと練りこみが必要かもです。
あとは…そうですね、合計13ポイントまであと何ポイント、みたいな表示がどこかにあれば便利だったかも。

音楽がイイ。ビデオカードゲームとしての良い雰囲気が出ています。
ルール把握までが比較的簡単にできるので、カードゲームとしては良作かも。
実際に本物のトランプで対戦可能っぽいところもプラス評価です。

評価 A



No13 LiAR
数学的数字発見ゲーム。

導入はかなりいい感じ。ミステリアスで引き付けられます。

ゲームそのものは、始めはけっこう面白かったんだけど…
同じ事を延々と繰り返されますので、そのうちどうしても飽きてきます。
単純なので、スルメゲー的な魅力があるのかとも思ったんですけど…

ステージ30くらいで疲れてきて断念して自滅終了。
先が長すぎるかと思います。
2度目以降、やる気が復活するかといえばそうでもなく。
一度脱落したら、多分戻ってこれなさそう。

メインとは違う、ボーナスゲームもあるんだけど、
やる事がいかんせんメインよりも複雑なので、気分転換とまではいかない。

あと、画像ファイルを見る限りでは、主人公が返り血を浴びている画像があるんですが…
この辺もちょっとやる気を削がれる部分だったりします。
その手の話はちょっと苦手なもので…。

う〜ん、なんというか、ゲームの構成やreadmeファイルを見る限り、
3分ゲーコンテスト向きに作成されたゲームではなさそう。
公開する場が場なので、ある程度は最適化が必要だったかも。

けっこういい雰囲気の作品なので、今後に期待。

評価 B



No15 ゆきんこレギオン
雪合戦シューティング。

操作が若干スマートじゃないかな。
制限時間が限られているため、よりいっそう煩雑さが増しているのかも。
武器切り替えが1と2キーを用いたりとか。パッドを使っていると特に1・2キーまで手を伸ばさなきゃならないので…。
Entre・Esc・Shiftの3ボタンを使う操作もなんだか煩わしげ。
多少複雑になっても3ボタンに全て統一したほうが良かったかもしれないです。
例えば、Shiftで武器切り替え、Escで顔を出す、Enterで攻撃&防壁内のときは補給、とか。

ゲームはかなり面白い。
防壁から顔を出して攻撃、補給のためには雪玉が作られるのを待たなきゃならない、など、
スポーツ系雪合戦の魅力が再現されている。
そのくせバズーカみたいな、現実ルールでは使えそうに無い必殺武器が使えるんだからたまらない。
敵の種類も多く、それぞれに攻略法とかコツとかがあるので、それらを見つける、最短攻略法を見つける等、
プレイヤーを飽きさせないつくりになっているかと思います。

なかなかハードな感じのフィールドと比べて牧歌的な室内の様子もなんだかよさげ。女の子に癒されました。


評価 A



No16 SPACE.W
上下に画面型アクションゲーム。なんか鉄腕アトム思い出した。

う〜ん、弾幕が多めだったかなーと。
安全圏が基本的に存在しないせいなんでしょうか。難易度が高いと感じました。
3ボタン制の操作方法に最初はなかなか慣れずに、弾幕を回避できずに死にまくってました。
慣れればそんなことは無かったんですけど…。

あとは…ううん、仕方ないことかもしれませんが、
上下2分割にしたことで、それぞれの画面が狭く感じました。
ちょっとだけ息苦しい。

1−2でゲームが終わる、1−3がスタッフロールで、ボタンを押すと何かおかしな反応するのは、
製作ツールの都合なんでしょうか…。
よく知らないツールなので制約等が分かりませんが、
何とかできるのなら何とかしていただいたほうが良かったかもしれません。


評価 C



No17 魔王の最期
RPG(自作戦闘)の作品…と思っていたら。

初回プレイ。魔王といきなり対峙する、プンゲならではのシチュエーションからスタート。
繰り広げられる攻防。
主人公は必殺技を繰り出し、魔王もそれに応戦する。
主人公も体力が残りわずか。魔力も尽きかける。
そこで魔王が「このままではまずい…回復の薬を!」
ああ、ここで回復されたら…。
負けた…そう思った次の瞬間!
魔王、倒れる。
間違えて毒薬だったっぽい。
なんか勝っちゃった。
ポカーン。

…ギャグゲーならギャグゲーって始めから伏線張っておいてください_| ̄|○

う〜ん、なんといか…どうも、こちらが笑える体制に入る前にギャグに入ってしまって、
笑うタイミングをすっかり逃してしまった…そんな感覚。

結局は「最弱魔王の死にパターン集めゲー」だったこのゲーム。
以下、2回目、3回目と、ギャグテイストのエンディングが続き…。
戦死とか、わりとまともな部類に入るエンディングが後に残ってしまいました。

脳が「これはギャグゲーだ」と認識する前にギャグパートを消化し尽して、
認識した後はギャグは残っておらず、エンディング方法を探す作業ゲーの部分だけが残ってしまった、という。
選択肢の選択の仕方にもよるんだろうけど…
どうも、私は損な選び方、あんまり楽しめない選び方をしてしまったみたいです。

_| ̄|○

ん、でも、エンディングで笑えて巻き返せたので、オーケーオーケー。


評価 B



No18 Vectorrow
最初にいきなりボスが登場。
これはもしや…操作は体で覚えろ、覚えられなければお前は死ぬぞ!的な展開!?
うおお、新しい!これは燃えるシチュエーションだ!と思ったら、
バグだったそうです_| ̄|○

ええと、重力を操作するアクションパズル。
う〜ん、けっこう面白いんだけど…。

ペナルティがマイナス10秒、っていうのが、個人的にはちょっと合わなかったな。
う〜ん、マイナス10秒だけのペナで再開できるっていうシステムは、
トライ&エラーが容易で煩わしくなくて良い…かと思ったんだけど、
慣れたころに残量がゼロになって終了。
ああ…せっかく慣れてきたのにーみたいなところだったので、挫折感が_| ̄|○

ボスがなんかけっこう強すぎな感じです。
こちらはほぼ重力解除→重力方向変更 くらいしか出来ないのに、
ボスに動きのバリエーションがありすぎるものですから、
こっちは重力変更済みでどうしようもないときに、軌道線場に敵がナイフ持って構えててうわああああ!とかなりました。
あと前口上長い。なんでたらたら生い立ちとか語り始めてんだろうこのひと。
いやそれはうんおもしろかったですが。

ゲームの面白さ的には、ウサギとカメよりもこちらのほうが上だったかもしれない…
それだけに、難易度とバグの存在が惜しい。
2面のボス…倒せなかった…。


評価 B



No19 星の魔法使い
主人公をキー、星をマウスで動かしながら進んでいくゲーム。

う〜ん、どうやら説明書の入れ忘れがあったようで、それがけっこう、大きなミスになってます。
ルールやらゲーム目的やらが分からないままプレイすることに。

まったり歩く主人公の移動の遅さが気になります。
大きい迷路のようなマップを目的もなくだらだら歩くことになるので、
初回プレイ、俺何やってんだろう感が高かったです。

どうやら迷路を抜けてボスを倒すゲームだったようで、
ボスを倒し、エンディング。
う〜ん、このボス戦くらいの白熱感がもっと序盤からあれば面白かったんだけど…。

移動中はとにかく壁すり抜けのキノコの対処が煩わしかった。
いちいちこいつのために作業を中断させなきゃならなくて…。
無限に沸いてくるので、エネルギーの残量を常にキープしておくことを考えておかなきゃならないし…。

あとはやっぱり、音楽無しはちょっと。

評価 D



No21 好奇心電池
探索型ゲーム。
う〜ん、やみつきになる。面白かったです。

ノイズ風の音楽も、人によっては雑音になりかねないけど、悪くない。
不思議とトランス感(?)がある気がします。

時間制限、中途半端な数字かと思ったけど、わりと適正かな。
フィールドのサイズやゲーム内容のことも考えると、連続繰り返しプレイには快適な長さ。

課題の書いてあるリストをヒントにしながら、項目を埋めていく。
フィールドを歩き回り、アイテムを物々交換したり、
各所に仕込まれた小さな発見をしたり、作者のセンスに触れたりしながら、
ゆったりとしたペースで、時にあくせくしながら、目的を達成していく。

ウォークラリー系のレクリエーションに似た感覚があるのでしょうか。
もしくは、ウォーリーを探せ、とか。
その辺の、小さなころに感じた、わくわく感が、上手くこのゲームの中に隠されている。
う〜ん、ハマる。


評価 A



No22 テイラー・テイル・スターズ
たぶんシューティング?のゲーム。
う〜ん…ごめんなさい、あんまり面白くない…かな。

自機の動きがどうもまったりしすぎている、
当たり判定が大きくてミスしやすい、
ミスしたら問答無用で最初からやり直し…
アイテムが登場してもすぐに画面から消えてしまう…。
遊んでいて楽しいというより、つらい。

データを見る限りではステージ4まであるようなのですが、
ステージ1にすらクリアできませんでした。
一度だけステージ1のボスまで行ったのですが…すぐに負けた。
バランス調整をしてほしいです。

あとは…う〜ん、「星のしっぽ」を使って敵を倒していく、という設定に、
必然性(っていうんでしたっけ)がいまひとつ感じられない。
しっぽに星を当てて倒す、どういう設定でそういうふうな事になっているの?という感じ。
ストーリーがあるようですが、断片的かつ中途半端にストーリーを見せられているので、
どうにも「ゲームをやらされている感じ」が強い、ような気がします。

テーマそのものは悪くはなさそうなんですが…磨き方が足りないのでしょうか。そんな感じです。

評価 D



No23 金魚すくい野郎
タイトルどおりの金魚すくいゲー。
う〜ん…悪くないんだけど…。
なんていうか、「金魚すくいゲー」をやっている、というよりも、
「金魚すくいみたいなツクールアクションゲー」をやっている、という印象。
リアリティのある金魚すくいをやっているっていう感じが薄い。
どうしても、ツクール独特の挙動が目立ってしまい、臨場感に欠ける。

音楽も、金魚すくいを通常やる場所…縁日、のイメージとは離れてしまっている。
ギャグの部分も、いつもの味なんだけど…難易度の高さが災いして、冷めてしまいがち。

せめてパラメーターが見えやすい位置にあったらなあ…と思います。
もしくはメーターが減ったら警告音で知らせてくれるとか。
そしたら、ポイの耐久性の具合とかの感覚ももう少しつかみやすくなったかもしれません。

こういうノリのゲームは嫌いじゃないんですけど…。


評価 B



No24 カードジャンカーズ
起動できませんでした。
ランタイムダウンロードしようと思ったら、英語が…_| ̄|○


追記:ランタイムいらないバージョンをプレイ

ジャンケンルールのカードゲーム。
う〜ん、結局のところ、勝つ気になればほぼ確実に勝てる、
なんとなくプレイでもある程度勝てる、
緑を使うとすごい勝てる、なので、
あんまりのめり込めない、気がします。勝てすぎてもつまらない。
そもそもモチーフがさんざっぱら使いまわされ済みのジャンケンなので、どうもいまひとつ。

デザインはちょっとこだわっているっぽいです。ただどうもデザインとしての完成度がちょっと…。
DSの2画面分割を模した画面はモチーフとしては面白いんですが、PCゲームとしては実用的じゃない感じです。
弊害としてあげられるのが、カードが小さく表示されてしまうこと。
もう少し大きく表示されたほうがいいはず。このゲームの主役はカードですし…。
「ぐー」みたいに文字で表示されるより、面倒でもグーの画像を作成したほうが、直感的になって良かったかも。
下画面の六角形、これも…どうなんだろうな…。
使用するボタンは4つ、残りの2つが余り、という事になるんでしょうか。
もったいない、というか、無駄な感じがします。
デザイン面、もうちょっと筋の通った主張が欲しい感じです。


評価 D



No25 New Super Gario Bros.
うんまあ、ここまで直接的なパロディとかオマージュとかが良いのか悪いのかは、
よいこのためのクリエイター講座の1話にそういう関係のものがあった気がしますが、
そういう事は知ってもらっておいたほうが良いには違いないのですが、
ま、とりあえずいっか。(いや良くないかもしれないけど)
そういう関係のものはこれから学んでいってもらえればそれで。

んで、マリオのオマージュ作品、とのこと。
うん、やっぱりツクール製なせいか、操作に難点は残るものの、ちゃんとゲームとして成立していますね。
クリアまでいけました。
本家マリオとの相違点があって、それに上手く対処するのも楽しみ方なのかなーと思いました。
(本来作者さんが想定していた楽しみ方とは少し斜め上かもしれませんが、私的には楽しめました)
たとえば敵を踏みつける判定がけっこう大きめ(ドット1つぶんくらいなら向こうはオーケーなのがギャリオはダメ)だったり。
踏みつけたときに本家はバウンドしたのがこちらはバウンドせず、
ある意味「踏みつけている敵はスライムなんだな」と妙に納得できたり。
3面とかの、幅は長いが天井は低い穴を飛び越える、みたいな場面も、こちらのゲームならではなのかなー、と、

ぼ〜っと気を抜きながら遊んでいたら、無いはずの隠し1UPキノコをなぜか探している自分がいました。

評価 C



No26 イワド
常連ノラさんのアドベンチャー。オムニバス3話形式。3話全てクリアできました。
今までの作品(ノベル系)と比べると、受動的ではなく能動的でいい感じ、かな。
選択肢から選ぶのもそれはそれで面白いけど、
いろいろなところをぺたぺた触っていくのもなかなかどうして。

独自色もかなりあり。
いきなり魔王が、等のドッキリ展開、
そしてその答えも、想像の斜め上を行く展開になったりで面白い。

使用しているマップチップや音楽なんかはツクールのデフォルトのものなんだけど、
それにかわいらしいキャラ絵や味のあるフォントが加わると、不思議といい物に見える。
ゲームオーバー画面を見てやる気出たのって、何気に初めてかもしれない。

いい点ばかりでなく、いまひとつだったところもあげておきます。
まずは、セーブの存在が気付きにくかった。
気付かないうちは、3話までいって失敗して1話からやり直し、になっていたので、
「むりやり繰り返す」第1話(と第2話)の魅力が薄れやすい。
あとは…ちょっと物足りなかったかな。
時間尺はプンゲとしては良かったとは思うけど、何かもうワンエッセンスあれば大満足だったかも。


評価 Bプラス



No27 ポイズントレイン
パスワード入手、裏ストーリーまで見ました。

う〜ん、よく分からない。

謎がありげなオープニングから始まって、謎が謎のままストーリーが進行、
エンディングでそれらが明かされる、と思いきや、ああいう終わり方。
では裏ストーリーのほうで?と思いきや、
裏は裏でまた別の物語。関係性はありそうだけど、ブレイクスルーには至らない。
謎が解決しない、という不安感を解決するために、多分先を進めるのでしょうが、
その答えを与えられないため、自分でその解を探すしかない。そんな感じです。

全体的に、抽象的な世界観。
儚さと怪しさのある空気。
寂しさ、幼さ(?)のある主人公。
前作(みずいろレイニー)とはまた違った魅力があるのですけども。

文学的といえなくも無いのですが、
どうも私には難し過ぎたようです。

他のプレイヤーの感想や、作者さん自身のコメントのようなものがあれば、
また評価は変わりそうですが、
現時点(公開3日目)での評価、ということで。

評価 C



No28 きっと正しいゲームの作り方
う〜〜〜む…。
なんていうか…うん、なんていうか…。

妖精の行動がなんか不可解。
彼の行動って、見方を変えれば、
まず登場シーンで、せっかくのテストプレイをしてもらうチャンスを奪い、
見なくても自分には解かるとか言ってゲームに触れもせずに、説教っぽいことを言い始める。
理想論ばかり語る、多分技術的な事を言いたいんだろうけども、全て一朝一夕で出来るんだかどうなんだか。
そして最終的には、主人公に(プレイヤーに)捨て台詞を吐いて去る。
なんかタチ悪い。

多分、プレイヤーに反感を買わせて反面教師的に、というゲームの可能性もあるんだろうけども。
そういうやり方で「正しい」って主張するのもどうなのかと。
違う方法もあるだろうと。気分の悪くさせて強制的にやらせるんじゃ無しに。
童話の「北風と太陽」じゃないけど。

曲の使い方もあまり良くない。
説教シーンで流れる音楽、こうも連続で聞かせられるとさすがに耳障り。
あとなんていうか、呪いの言葉の使い方、なんか違う気がする。いや合ってるのか、いやどうなんだろう。
あと、タイトルの、ゲームの「作り方」の部分はいったい何処だったんだろう、とも。

あとは…う〜ん、
この手のゲームは大前提として、
ゲーム製作歴のあるプレイヤーにしか理解されない、と思う。

評価 …D?



No29 羊飼いごっこでも、する?
ひつじを柵を開け閉めして中に入れる、雰囲気良好の癒し系ゲーム。
初見で見たときかなり引き付けられました。
声も(ちょっと聞こえにくいですが)なんかイイ。

数回遊んでみて思ったのは…う〜ん、ゲームとしてはどうなんでしょう、というところです。
やれる事があんまり無いですね。
柵をフルオープンにしても、羊が柵と柵の間のブロックにはね返りまくりで、意外と柵の中に入ってくれない。
犬が吠えてスピードアップ、というのも、今ひとつ効果を実感できない。
何度やっても大体8〜10匹程度の結果でした。いまのところ。

羊の移動する方向を制御できれば、もうちょっとおもしろくなったかもしれません。
それこそ犬を動かして羊を追いかけて、羊を好みの方向に移動するとか。
ひょっとしたら、ですけど。

音楽もすぐに無くなるのもちょっと寂しい。

先に書いたとおり、雰囲気はかなり良いです。
あんまりゲームとして考えず、暇潰しや気分転換などで、まったりゆったり遊ぶ、という遊び方なら、
かなりいいんじゃないかと思います。

評価 C



No30 超戟的侍伝
オープニングのハイスピード展開にものすごく置いていかれましたが、
なんとなくなんかすごいオーラ的なものは伝わってきて、すげえなと思いました。
勢いだけで突っ走る、プレイヤーを引っ張ってくれる、というか、プレイヤーは引っ張られざるを得ないというか。
完全にインパクト重視の作品、かつ、それに成功してます。

難点は…いや、難点というかなんというか。
ストーリー性はそれなりにあると感じられますが、
ちゃんとそれらを理解しよう、と思っても、それが出来ない。早すぎて。
息継ぎをつく場所が全くないというのは…悪い…ような…これでいいような?

ほぼ見ているだけなので「これはゲームか?」と問われれば微妙なところですが、
まああんま細かいところは気にしなくていいか。

ほぼ一発限りのネタなので、最初の1回で楽しめなかった(楽しむタイミングを逃してしまった)プレイヤーには、
ひょっとしたらキツイかもしれませんが、ん、まあ、やって損は無いかと思いました。

たいへん楽しませていただきました。
面白い作品でした。


評価 A




評価まとめ

A 1 2 9 12 15 21 30
B 6 8 13 17 18 23 26
C 3 4 16 25 27 29
D 7 19 22 28 (24)
E 5 10 11


1st 1
2nd 12



******************************************************


第14回3分ゲーコンテスト感想(書いた人うみどり)

評価…A(とても良い)・B(良い)・C(まあまあ)・D(ギリギリ)・E(もっとがんばりましょう)の5段階。
     だいたいAで印象表以上で投票する対象に、
     D以上であれば、在りし日の一次審査通過レベルだと思ってくださっても。


No01 SONIC IRONSTORM
オーソドックスなスタイルのシューティング。

同作者さんの前作が全体的に難易度が高かったので私には苦手だったのですが、
(あれはあれで歯ごたえがあって嫌いではなかったんだけど、すぐ撃たれるので楽しめなかった)
難易度が低いコースはそれ相応の難易度になっていて、私でもイージーはすんなりクリアできました。
ノーマルも…うん、あともうちょっとでクリアできそうなんですけど…。

慣れないうちはボスの撃沈時に出る爆発エフェクトに隠れて飛んでくる弾幕に気づかずに撃たれる事とかよくありました。

通常弾とボムミサイル、2種類を使い分けて操作するのがけっこう良かった。
ボムに回数制限があったら、この感じは出せなかったかもしれない。

シューティングのシューティングたる方向性でマッスルアップされた、正統進化作。
ベタだけど、こういうシューティングは面白い。


評価 A



NO02 ー
なにがなんだかよくわからないかんじのゲーム。いや悪い意味でなく。

ああ、うん、雰囲気はたゆみに似てます。実際リスペクトのようですけども。あとの2つは分かんない_| ̄|○

これ系の他作品と比べてみると、
世界観の統一感というか、一本筋の雰囲気というか、そういうのに欠けている(あるいは掴み辛い)ように感じます。
いや、ごめんなさい。よく分からなかったのでなんかアレな感想になってしまいました。

評価 なんとなくD



No03 ツボでみんなを救え!
早押し系のミニゲーム、かな。

なんだかんだで悪くない。
序盤は単調だが、後半なにげにけっこういいかんじの難易度になる。
根がシンプル故か、意外とよかったかも。

ただ、ポケ○ンフラッシュ演出だけはやーめーてー。

評価 C



No04 たぶんケーキ
おもいっきりコメディ作品。
ちょっと苦手なジャンル、初回プレイ時は話もおとなしくてつまらないかなーと思っていたら、
2回目以降、かなり笑えた。

正直油断していた。一度笑いにひっかかってしまったら、
話が斜め上の方向に突き抜ける先の読めない展開にずるずるハマる。
ルビーのツッコミがすごくいけてる。


評価 A



No05 3分間の暴走
ツクールアクション。なんか黎明期の3分ゲーに多かったタイプのゲーム。

う〜ん、やっぱり3分は長い。

開始したばかりのときは配置されている敵の数が異様に多くて処理落ち。
で、ゴブリンを倒し切ると残りは延々と生き返りを繰り返すゾンビの相手をだらだらするだけ。

なんかこう…もっと、ね。
もうちょっとどうにかしようがあったんじゃ…と。


評価 E



No06 伝説の通学路
タイピングゲーム風のアクションゲーム。
いくつかのノルマをこなしながら先へ進むゲームなれど、難易度は総合的に高め。
なれないうちは何も出来ずに終わることが多かった。
特に1番面と2番目、タイピング系なんだけど、瞬時に消えるボタン指示が曲者。
指示をぱっと暗記、押すボタンを把握し、キーボード上の位置を探さなければならない。
私が単にタイピング系のゲームに不慣れなだけなのかもしれませんが。

でも、その最初のうちの「あまりにも何も出来ないっぷり」が、逆にやる気を起こさせる。
愛らしいキャラのやりとりに惹きつけられるし、
ぜんぜんダメでもいちおう最後まで遊べ、コンパクトでとっつきやすい構成がやる気をダレさせない。

すごく面白かったです。


評価 A



No07 時計回りの円舞曲
トリアコンタンさんの「○○○の○○曲」シリーズ。
いつもながら、完成度が高い。

徐々に怖さを帯びていくストーリーが、怖いもの見たさの感情を呼び起こす。
謎解きもちょうど良い感じ。簡単すぎず、投げ出したくなるほど理不尽でもない。

「15秒」という時間制限があるにもかかわらず、カウントが表示されず、
自分の頭の中でカウントしなければいけないのも、上手く不安感を煽り立て、
この作品の雰囲気を上手く盛り上げてくれる。

作動させてしまったら動けなくなるトラップの仕掛け、
「現の部屋」「床」など、ヒントの出し方も上手い。

繰り返しプレイしていると、一度強制中断させられるんだけど、
これを作った意図が少し分からなかったかな。
ここだけ強制的に、再開手順を探るゲームになる。

無事クリアできました。良いゲームでした。


評価 A



No08 Very Merry Berry
東京フレンドパーク風。マウスと左右キーで左右するハイブリットな射撃ゲーム。

コメディタッチのオープニングは…ちょっとどうだろう…。
多分だけど、このネタを漫才師とかが舞台でやると、面白くなるかと思うんです。
もっと早いテンポで言葉の掛け合い劇っていう感じになると多分。
でも、文字で見るのはちょっといただけない。
カトリーヌの祐一いじりが、事あるごとに祐一の泣き顔が表示されるので、笑いよりも悲壮感が強い。
オープニングでそうなので、メインのゲームもそのローテンションのままスタートすることになって、
テンションが上がりませんでした。

んでゲーム本編。これは面白い。
初回プレイが(オープニングでテンション下がった後で)カトリーヌでゼロ点になったのでかなりへこみましたが、
それさえ気をつけると、店長出てきたり連続ボーナスを狙ったりと、
かなりいろいろな挑戦のしかたがあって楽しめる。
なぜか現れ謎な動きをする店長とか、ラジコンとか、変化があって面白い。単調にならずに飽きが来にくい。

ノルマがけっこう高いので、多分すぐにクリアできるものではないのでしょう。
ボーナスをいかに効率よく狙うか、それを探りながらプレイ、というふうになるんでしょうか、多分。


評価 A

追記:
エンディング・ひみつの部屋出現。
あー。裏モードでやると、なんだかすごく簡単。
表モードのテンポのほうがゲームらしいといえばゲームらしいか。裏は裏で面白いけどね。



No09 ETERNAL STORY Gaiden
ゲーム製作にまだ慣れていない様子。全体的に雑な作り。
クリア後の森の広場で何もイベントが進まず、そこで終了。
ていうかフォルダ内のマップ数が160超えているのは何故。

まだまだこれからですね。


評価 E



NO10 小説を書こう
「動物達がひどい目に逢わされてるんだ」 「よしネタを閃いたぜ!」
「そこで見たものは(略)そこから先は話したくないわ」 「恋話…閃いたぞ!」
いやそのリアクションひどいから(笑)

出来上がる小説(のあらすじ?)の、バリエーションを楽しむゲーム。
読者の感想もなんだかリアルで笑える。

ただ、全体的にもう少し作りこみが必要だったかも。
持っていないネタの選択肢まで表示されるのは(ネタバレを伴うという意味でも)避けるべきだし、
ツクールRTP製の広いマップも、なんだか見た目寂しい。

宣伝は…どうだろう。あんまりするべきではないんじゃないかな。
仮に宣伝して良いとしても、何の前フリも無く宣伝開始になるので、もう少し構成に気を使ってほしかった。


評価 E


NO11 三分ボックス
推理モノひとつ、ミニゲーム2つの作品。
ミニゲーム2つの出来はほんとにおまけ程度のものなので、
本質はあくまで推理モノ、ということになるんでしょうか。

というわけで推理モノ。私の好きなジャンルだったりします。
こういうゲームってプンゲだけでなくアマチュアゲーム自体にそんなに無いから嬉しい。

ですが、う〜ん、どうにも。

神父の証言の中に「青い帽子のお嬢さんは〜」みたいなのがあるけど、青い帽子の女性が2人いるので、
どっちのことを言っているのかよく分からない。
あと、選択肢で誰が疑わしいか分かってしまう。明らかに一人だけマークされてますもの。

おじいさんの散歩の時間もなんだか曖昧。
「いつも(つまり事件のあった日も)7時ちょうどに散歩している」とか「そういえば少し遅かった」とか、かなり個人差がある。
それなのにトリックが「3分ずれていたんです!」みたいな分単位の話をされても。
誤差って言われてしまったら身も蓋も無い気が。

途中でいきなり「犯人がわかったぞ」みたいな展開になって、いきなり推理シーンに行くのも良くない。
こっちのペースで推理させてほしかったです。

いや難癖付けになりました。いやマジでごめんなさい_| ̄|○


評価 C


追記:
あんまり追記とかしてまでこういう事書かないほうがいいかと思うけど、
どうしても言いたくなったのですごく申し訳ないんですけどこれだけ書かせてください。

全部状況証拠じゃないかーー!!



NO12 ピンポンダッシュ野郎
ギャグ系ツクール製アクション。

個性を持ったエキセントリックなキャラで笑いを取るタイプではなく、
キャラは皆、一様の雰囲気を醸し出し、世界観そのものでウケを狙うタイプの笑い。
妙な味がある。なかなか良い。

ゲーム内容はわりと単純。
敵を避けながらピンポン押すだけっていうわかりやすさ。
難易度は段階を追って高くなっていくが、常時セーブ可能なのが良い。

制約の多いツクール製アクションというジャンルなれど、
その制約の中で出来ることフルに引き出せている。
完成度の高い傑作。


評価 A



NO13 決戦前夜祭A -夢の彼方で-
プンゲおなじみカスタマイズ系戦闘ゲーム。
う〜ん。

ストーリーは…なぜこんなにも青臭いのだろう…。

戦闘準備も「ショップで武器を揃えて戦闘に備える」というもの。
それ自体はいい。ただ、ショップに説明がほとんど無い。
「月の光が宿った〜」とか「風でくるくる回る〜」とか、そういうアイテムの見た目の特徴の説明だけされても。
それがどういう能力なのかとか、どういった効果があるのかとか知らせてくれないと、なんにもやりようが無い。
戦闘の難易度が高いといわれても、それに挑みようが無いんです。

自作絵とか音楽とか、割といいんですが。


評価 D



NO14 だいすき
クリックするだけ文章作品。
う〜ん、一応ゲームのコンテストなので、こういう作品は評価のしようが無い。
合理的疑いを超えて「これはゲームである」と言うことは、できない。

仮にこれをノベル「ゲーム」であるとしても、まだまだどうも。
12文字目で改行される、読み戻しが出来ない、というインターフェイスは、
やや難解な文章を書く人にとっては致命打になると思うんですけど…。


評価 E



No15 瞬間モグラ叩き
う〜んう〜ん、無理_| ̄|○
すぐに赤が溜まってゲームオーバーになります。
私にはどうも難しすぎたかも。判定がシビアすぎる。
ランダムにスタートされるカウント表示にもついていけない_| ̄|○

雰囲気は良好。クラップ音がいい感じです。
慣れてくると、リズミカルに聞こえるこの音がすごく楽しいんだろうなあ。

評価 D



No16 俺のスターソノレジャー
フラッシュ製シューティング。
ゲームパッドに対応していないのは、止むを得ないとはいえ、やっぱりアレです。

キーボードでの操作は、どうやら私には慣れることが出来ないみたいです。
特に、ロックオンしてビームどばーんっていうやつ。
操作が思ったよりも複雑でなかなか頭が追いつかない_| ̄|○
なのにそういう操作を要求されているかのようなシチュエーションがあるのが悩みどころ。

シューティングそのものとしてはどちらかと言えば初心者向け。多分。
レトロでシンプルなグラフィックがいい。スクリーンショット画像にある目玉は人によるかもですが。


評価 C
vistaに対応しているジョイパッド変換ソフト探さなきゃ。



No17 もぐらたたき
もぐらを叩かないでいても、彼等は隠れない。
反射神経を必要としないもぐらたたき。
どちらかと言えば、もぐらたたきより、クッキー缶とかの包装のプチプチを潰すかのような感覚。
ゲーム性はほぼ皆無。が、作者コメントの「暇潰し程度のもの」という言葉を踏まえると、
これはこれで理にかなっている…ような気がする。
意外と悪くないプレイ後感はそれなのかもしれない。

音楽が楽しい。でもループしないのは寂しい。


評価 E でも愛せるE評価。



No18 天使様…を小突いたりするゲーム
豆乳製のアクション。

矢印パネルを持ち替える時にどうしてもマウスを右上に持っていかねばならないので、
緊急時にパネルで対処、というのが難しい。
というかどうも、できるだけ緊急時にならないようにプレイするのがいいみたい。
小突きまくってごり押しプレイがいいみたい。多分。

コツをつかまなければ、まともにプレイできない。コツを掴んでからが本番でしょうか。


評価 C



No19 Suger&solt!
前後編構成のミニゲーム集、ってことのなるのか。
う〜ん。

ネタは…使い古されたロマサガネタその他なので、これメインで笑いを取るのは難しいような…。
ミニゲーム前編。せめてスコア表示は欲しかった。
ミニゲーム後編。20秒っていう短い制限時間だと誰でもクリアできる気が。
何にせよ「よくある系」で終わってしまう。
せめて少し光るものがあれば…。

ともあれ初歩的なミニゲームは問題無く製作できる技術はあるみたいですので、
個性とか、さらなる技術とか、なんかそういうのを磨いていけばいいんじゃないかと思います。


評価 E



No20 U.F.O -Unlimited Flying Order-
1-1があまりにも何も無さ過ぎてどうしようかと思ったけど、
中盤以降、歯ごたえのある面がでてくると、なかなかいい。アツイ。

アイテムが、どうしてもクリアできない箇所があったときに救済策になったり。
ちょっとした補助アイテムからバランスブレイカーなものまで、
難易度調整が細かくできるので、自分流のアセンブリができる。
「面白いけど難しすぎて投げ出す」っていう、3分ゲーにありがちなフィニッシュが起こらない、と思います。

ゲームそのものはなかなかアンバランス。
30秒が長く感じられたり、なんにもすることが無かったり。
こんなんクリアできねーよーとか思ったり実は安全地帯が存在したり。
ひとつひとつのマップのバランスだけで言うとかなりアバウトなんだけど、
1ステージ4面という構成がなんかうまく釣り合いの取れたものになっている。

うん、いいね。


評価 A



No21 ナンピク
テストプレイヤーに参加しました。なのでさくっと少しだけ書きます。

アイコンを用いたグラフィックがかなりいいかんじ。
音楽も、テストプレイのときと比べると良くなりました。

追加されたステージもやりごたえがあって良かった。
じっくり遊べます。


評価 A(テストプレイ参加のために投票は控えようかやっぱり投票しようかどうしようかと悩んでおりますが
      とりあえず参考という事で)



No22 Hero's Mercenary
デフォルトRTP戦闘…
見た目が地味、戦闘システムがありがちなので、
一見だと「よくあるゲーム」と思われて損をしそう。
しそうなんだけど…あれ?
けっこうイイよ!?

カスタマイズして戦闘に挑むっていう、プンゲじゃ何度か見たことあるジャンルのゲームだけど、
恐らくこのゲームが最も出来がいい。

プレイヤーに出来ることと言ったら、「パーティを編成する」という事ぐらい。
レベルアップしないし装備とかも選べない。
ただし、その「出来ること」を限定したおかげで、
カスタマイズが簡潔容易になり、ストレスが無い。

マップのバリエーションも豊富。
敵の傾向と対策を調べ、それに適したパーティーを編成する。
上手く編成して上手くクリアできたとき、喜びがわかりやすい。
(ゆえに、「ヒント」を先に買って、それを参考にしながらプレイするスタイルを推奨)

う〜ん、面白い。


評価 A



No23 みずいろレイニー
絵本のような優しいタッチのノベル作品。
ほんわかしたいい物語だなーと言う印象。

全エンディングをコンプリート。
時にドロドロした展開になったり、
ギスギスした人間関係になってしまったり、
良かれと思ったものが考えも寄らぬ結果にするものもありますが、
全体的には「何かを失い、何かを得る」というテーマのようで、
なかなかけっこう深い。

絵本として考えるならば、テーマの奥深さ、漢字を用いている文章などから、
やや年齢の高い子供〜大人向け、と言う感じです。

しょうねんレイニーがいちばんハッピーエンドで好き。
みずうみレイニーも、儚いけれどいいストーリー。


評価 A

追記:
最初に見たエンディングがしょうねんレイニーでした。



No24 Trecentosessanta
ボードゲーム。新しいボードゲームに挑戦するうえで一番必要な「ルールをわかりやすく教える」というものがどうも。
ルール説明はある。でもただ説明しているだけ。

リアルでボードゲームを初めてするとき、たいていはルールや動かし方を教えてくれる先人(友人とか親とか)がいて、
その人から教わっていくものだと思うんです。
もしくは、(特に1人用のモニターゲームの場合は)その代替としてチュートリアルがあると思うんです。
いずれにせよ、説明書きだけですべてを覚えることは出来ない、はず。
このゲームは多分、ゲームの進行の流れから丁寧に解説をするべきだったと思います。

ん、まず、それはいいや。

先にブログで感想を書いているほかのみなさんの感想とかを読んで、
なんとかルールを理解し、やってみました。
このゲームはどうやら「ウノみたいなもの」という説明が一番しっくりくるみたいです。

う〜ん、どうにも。盛り上がりが良く分からない。
なんていうか、こう、CPUのうちの1人が「残り1枚」の状態になったとき、
出来ることが何も無いっていうのがちょっと。
私が分かっていないだけかもしれませんが。
それこそウノだったら、ドローツーとかリバースとか、あからさまな手法で妨害できて、
それが戦略的駆け引きとかになるんですけど、そんなのが出来るのか出来ないのか。

評価 C…かな、現状では。



No25 7月31日の狂気
ホラー系。どちらかといえば静的。
とりあえずバグには目をつぶるとして。

ホラー系だけど怖くなるのが後半少しだけなので、物足りないといえば物足りないかも。
一応、IELの名前のネタバレまで見たので、グッドエンド、でしょうか。
でもそれにしては少しすっきりしないです。
補完説明が必要そうな、消化不良の伏線が残っているような。
それともまだ見ていないイベントがあるのでしょうか…
いずれにしてもエンディングリストはほしかったです。

移動スピードに難あり。
言ってみれば、方向転換をするとブレーキがかかるようになっているので、少しもたつきます。
何故わざわざそういう設定になったのか。

ゲームが長めに感じました。
セーブできない不親切さも、長尺化に拍車をかけていてストレス。

怖くなるまでの雰囲気は悪くは無いのですけど。
なんともいえない不気味な感じが。
あ、きっとこれから怖くなるんだろうなーと思ったところで終わってしまった、みたいな。

評価 B



No26 Switch Lanes
ワンボタンでで遊べる3Dレースゲーム。

ボタンを押しているうちは加速、離すと減速…
う〜ん、どうも、ボタンを離しているときの減速が、私の感覚的に合わないようです。
思ったよりも減速しなかった、というシチュエーションが多い。いえ単に慣れればいい話かもしれませんが。
加速度・減速度(っていうのかな?)が、微調整できればよかったかも。
たとえばマシンを複数作って、性能に差をつけるとか。
Aは加速度が早いけど減速度も早い、Bは加速がゆるやかで減速もゆるやかとか。

片方のリングを通ると加速なんだけど、もう片方のリングを通ると減速っていう、
せっかくリングを通ったのにペナルティを課せられる、というのも、腑に落ちない。

んでも、なかなか面白いゲームでした。
独特の浮遊感のあるサーキットは遊んでいていい気分になれます。

評価 B



No27 アングラ・ザ・ボウリング
グラフィックが秀逸。
キモウザでありながら嫌ではないキャラが楽しくて面白い。

ボウリングのルールを独自にアレンジしてて、それが3分ゲーにマッチしている。
本来この手のゲームを3分やり続けるって、けっこうダレたりするんだけど、
このゲームはそれがあまり感じられなかった。演出のウデかな。

まあルールはボウリングっぽくいろいろあるけど、
基本は「ピンを倒す」だけ覚えれば楽しめるから、難しく考える必要は無い。
誰でも簡単にとっつける、間口の広いゲーム。
それでいてなかなかボウルが思った方向に飛ばなくてハマれる。

いいゲームでした。

評価 A



No28 それでも時間は進んでいる
お金を集めるアドベンチャー、と思っていたらどうやら違う様子。
悪いコトも出来るので恐らくR15。悪い事したらそれ相応のペナルティはありますが。

どうやらテーマは「お金を稼ぐ大変さ」のようなんだけど…う〜ん、ゲームとしては…。
もっと、「地道にお金を稼ぐ」「悪事を働いて大金を得る」以外にも、稼ぎ方があればゲーム的には良かったかも。
たとえばギャンブルとか。せっかくのR15的雰囲気ですし。
エンディングの種類も、どうやら実質的にはグッドとバッドの2種類。もっと種類があったほうが。
そうすればグッドエンドももう少しインパクトが引き立つんじゃないかと。

モチベーションのステータスは多分不要じゃないかと思います。簡単に確認できない上にすぐ足りなくなる。
というか、死が迫っている、死に物狂いの状況下でモチベーションとか言われても。

主題を「お金を稼ぐ大変さ」に固定してしまったがために、
説教臭さのある、おとなしい作品になってしまったかもな、という印象です。
主題はそれでも良いかもしれませんが、もっとハラハラドキドキ感が欲しい。

評価 C



No29 歩き算
ああ、うん、あんまり楽しくないかなあ…。
なんというか、ただひたすらに計算ドリルをやらされている感があります。

これがもし、テレビでいうところの平○教育委員会とかみたいな場だったらもう少し楽しかったかも。

計算問題って、易しい問題は時間をかけずにぱぱぱっと解いていく、っていうみたいに、
スピード感が生むある種の爽快感みたいなのって、あると思うんです。
もっさり歩くこのゲームは、そういうのがない。
特に序盤がそう。ツカミを失敗しちゃってる感じです。

評価 D



No30 IfoL
どうも私の環境だと、線が増えたとき(?)に、少し処理落ちするみたいです。まあそれはいいや。

操作をなかなか覚えられなかった。というか、どうもルールを勘違いして覚えてしまっていたようです。
もう少し分かりやすい説明のほうが。
マニュアルの画像が表示されていないのも手痛い。

暗い黒の中に赤と緑が交錯するグラフィック、
ノイズのようだけど不思議と落ち着く音楽、
それらで独自の雰囲気を出せているので、
マニュアルの言語までそうする必要性は無かったかもしれない。
雰囲気は言葉で理解するものではなく感じるものだと思います。たぶん。

評価 D



No31 不可避の理由
う〜ん…何も無い。
多分、いろいろなものをあえて削ぎ落としたかのように感じられます。
ただ、削ぎ落とし過ぎて何も無い。
感動されられるようなストーリーも、
楽しませるようなシステムも、エンターテイメント性も、何も無い。

もっと作りこみを。


評価 E



No32 侵入者
まだまだ未熟だと言わざるを得ないです。
特に目立つのが、文章力の無さと、進行を止める数多い致命的なバグ。

この状態ではあまりにもあんまりだったので、失礼ながら、内部データを見させていただいたのですが、
屋敷に潜入するドロボー物、そしてとある人物の正体を解き明かし、対決…というふうになっていくみたいです。
なかなか面白そうです。

もっと、ウデを磨いて、製作の実力をつけていけば。
そしたらいいゲームを作れるかもしれない。今後に期待します。

評価 E



評価まとめ

A 1 4 6 7 8 12 20 21 22 23 27
B 25 26
C 3 11 16 18 24 28
D 2 13 15 29 30
E 5 9 10 14 17 19 31 32

なんだかBがえらく偏った。


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第13回3分ゲーコンテスト感想(書いた人うみどり)

気合を入れて書いた部分とそうでない部分との落差が激しい。
でも短いからといってつまらなかったわけじゃないんです。
そこんところをカンベンしてもらえると嬉しいのですけども。




No.1 coooo
う〜ん、相変わらず。

う〜ん、結論だけ言うと、
多分、これ、ゲームじゃない。
ゲーム風味の何かだと思う。そうであるならば評価はそこそこなんだけど。

こうゆう、ね、
こうゆう作品を何かしらのプレゼン無しに見せちゃうと、
かえって逆に、見る側、メッセージを受け取る側に、
強い「境界線」みたいなものを、下手に意識させてしまうだけだと思うんですけども。どうなんでしょうか。




No.2 スピリットコレクト
うおお、いい感じ。
そういえば、プンゲ以外じゃほとんどシューティングやらない私にとって、
こういう、いわゆる「弾幕型」っていうゲームを、ちゃんとやったのって初めてかもしれない。
いやごめんなさい。

誰でも安心して楽しめる、間口の広さが出ている。
かなり良作なシューティングゲーム。
チュートリアルがけっこういいみたい。
説明に終始するだけの、ありがちなチュートリアルじゃない。
ちゃんと楽しみ方を提示し、プレイヤーのやる気をかなりいいかんじで起こさせてくれる。

けっこうボムが大味。
ボスを瞬殺できるので爽快感マル。
でも、ボムに頼らないと難易度かなり上がる。
やってやるぜ、って気になる。うん。イイ。

いまのところの遊んだ部分で難点を挙げるとするならば、ナイスボムの演出、かな。
作品のテーマ的に言ってこのナイスボムって、いわゆるファンサービス(っていうの?)の部分だろうけど、
一瞬で画像が消えるから、どんな絵だか把握できない。
サービスをサービスしきれてない、と、思う、うん。


うん、かなりハマれるゲーム。
しかもただハマれるんじゃなくて、いろいろなベクトルにハマれる。
きょうは隠しボス目指すぜーとか、ノーボムに挑戦してみるぜーとか、
ナイスボム目指すぜーとか、リプレイ研究するぜーとか。
うんまあ、最終的には「頂点」を目指すことになるんだろうけども。

なんといっても、作者さんの情熱がすごいなー。

今回の中で、なんだかんだで一番やりこんでいるゲームです。


評価 A




No.3 loader the nation
う〜ん…なんなんだろうなーこの感覚…。

いや、マイナスポイントは確かに多いんですよ。
ゲームの用語が専門的…というより、独自のもので、理解ができないとか、
演出が地味、敵もただうごうごうごめいているだけ、こっちの攻撃もただフラッシュが光るだけとか、
ポケ○ンフラッシュ的な演出が体質的に合わない私にはちょっと辛いとか…。

でも、確かにプラスポイントはあるんですよ。
オープニング凝ってるなーとか思えたり。
最初はわけわかんないけど、なんとなく理解できるようになると、
あれ、ひょっとしてこれ面白いんじゃない?と思えたり。
でもなーなんだかなー。

うーん、多分、ですけど、
このゲーム、「面白い」っていう感覚が長続きしないんですよ。

多分この手のカスタマイズゲームって、
1)「よくわかんないけど、とりあえず試してみる」
  ↓
2)「ちょっと理解できてきて面白みが分かってくる」
  ↓
3)「今のままじゃ超えられない敵にぶち当たる」
  ↓
4)「敵を倒せるように今とは違うカスタマイズに挑戦してみる」
  ↓
5)「倒す」
  ↓
6)「おおう、おもしれー!」
  ↓
以下3)に戻って繰り返し

…みたいなものなんじゃないかなー、と。

このゲームはどうかというと、3)から4)の部分にいかんともし難い壁みたいなのがある。と思う。

とにもかくにも「難解さ」がやる気の足を引っ張る。
新規にカスタマイズをしようと思っても、そのためには、
これがこうなってああなるから強くなる、っていう、理論武装をしなきゃならない。
手探りで調整する楽しさ、っていうのが、実感できないんだと思うんです。多分。

悪くはない。
ある瞬間、とても面白い。
でもその面白れーって盛り上がったボルテージがことごとく冷却される。
そんな感じ。


評価 たぶんB+くらい




No.4 requiem for me

文字が…文字が小さくって。
いちおう読めないことはないけど、なかなか大変です。
モニターの解像度にもよるのでしょうけども。
酒を飲みながら昔話をしていくシチュエーション…なかなかいい雰囲気なんだけど…。


うーん、状況を把握し辛い気がします。展開についていけない気がします。

このゲーム、2人の登場人物の話で進んでいく。
片方が物語を語って、もう片方が「はい」か「いいえ」と答えて進んでいく。
その結果如何によってストーリーが変化する。
その「変化」が、伝わりずらいんだと思うんです。たぶん。
「○○は男か」「○○は親子か」みたいな部分、もうちょっと人物の相関図みたいなものがはっきり分かれば、
変化を把握できたと思います。変化が把握できれば、流れに乗ることができると思います。
流れに乗ることができれば、ラストの「どんでん返し」の部分も…。
たぶんあの場所は、言ってみれば「プレイヤーを驚かせる」部分のはずだと思うんです。
でも、あのシーンで感じた私の感情は、「戸惑い」だったんです。
え…いきなり何?なんで片方が○○だった…っていう話になっているの?
誰がどっちだったっけ?みたいな。
慣れればね…慣れてくればそうでもないんですけど。

文字の読み戻し機能とかがないのもな…。
これが本物の本なら、理解が難しい部分があっても読み戻しができるんでしょうけど。

序盤の、選択肢が出る前の文章、これを読み飛ばせないのも、
プンゲ慣れしてる身には気になる部分。

かなり惜しい感じのゲームです。
ほんのちょっとのスパイスでとても面白くなりそうな。


評価 B




No.5 RTPダンジョン
主人公の能力をカスタマイズして楽しむゲーム。

1ゲーム毎に、構築したものがオールリセットして1からやり直しなのがキツイ。
この手のカスタマイズゲームって多分、
いかにカスタムする楽しさを味あわせるか、がポイントになってくると思う。
それを「めんどくさい」って思わせちゃならないんだと思う。

最初の間で道具を購入して、そのまま装備を忘れてしまう事けっこうあった。
自動で装備とかのほうが…。

戦う敵を選べるんだけど、実際に行ってみるまで敵の情報がわからないから、
結局は初見は出たとこ勝負に。ううん…少し老婆アドバイス以外にも、
敵の各種情報があったほうが…。

多分、やりこんでいって知識量が増えれば、けっこう面白くなってくるかも。
知識量がそのまま面白さに比例してくるゲーム。
ああつまり、私はまだそんなにやりこんでいないのか。ううん。


評価 B




No.7 みみさとみ
いわゆるネタゲーで、それ以上でもそれ以下でもないんでしょうが、とりあえず。

肉声録音…いや息入ってますよ。声出すたびにボフボフいってますよ。マイク近いマイク近いマイク近い。

画面が小さいのと、字がてきとーなのとで、
何のネタなのかちょっとよく分からない。
作者コメントっていうフォローがあってかろうじて内容が分かる程度。
チョコボネタじゃないほうはマリオ2…ですよ…ね…?

最後の「死ね!」って、それを聞いたとき、アレを思い出した。
戦隊ものとかに出てくるザコ怪人のお約束のフレーズ。
このセリフ言った後でなんかやられてしまうアレ。
う〜ん…なんかこの作者さんもそれと同じ…いやなんでもないです忘れてください。




No.8 あんぱんクエスト
ギャグゲー。テンションはゆるめ?
ブラックなギャグがちょい多い。
いや、悪くは無いんだけど、人によるかも。

ううん、大爆笑は無いけどちょっとした笑いが多い。たぶんこれはこれでいい感じ、だと思う。
ゲームの性質上何度も何度も同じギャグを見せられるし、
ひょっとしたらこれが正解なのかも。下手に大爆笑つかんで後に飽きられるよりは…いやどうなんだろう。ううん…。

とりあえずグッドエンドとアイテム全種類発見まではクリア。
んでもまだ「おまけの部屋」にいけない様子。まだ隠し要素があるのか。
ううん…このゲームのオトシどころはアイテム全種類発見でひとまずOKでもいいような気もするけど…
うんまあこれは人それぞれだから別にいいのか。

ツクールのRTPを使用しているせいか、マップが一見ごちゃごちゃしているせいか、
初見の印象はそんなでもなかったけど、
じわじわ利いてきたゲームだったなーと思いました。


評価 A




No.9 勇者が旅立つまでのちょっとした話
シナリオ一本道、見るだけゲーって感じのジャンル構成。

うん、いい話。ではあるけど、それ以上の評価にまで行けるかどうか。
いい話止まりになっちゃいそう。悪くは無いんだけど。

プレイ時間はプンゲ的には長め。いやそれは別にそれでもかまわないんだけど、
時間尺のわりにはなーんか物足りない気がします。うーん。なんだろ。

登場人物のなかに一人だけヒール役がいて、ストーリーにメリハリがついているんだけど、
まあ、そのぶん他のキャラの人の良さ、というか、主人公に対する理解度、みたいなのが引き立っているんだけど、
なんだか、とってつけたようにそのヒール役を付け足した、みたいな気もする。
浮いていたキャラクターなんじゃないかと。

いやまあ、こういう事書いちゃったけど、あんまり気にしないで。うん。


評価 B




No.10 海上警備隊航空課
タイトルを見た限りだとバリバリの現代風の軍隊モノみたいな印象だったのですが、
スクリーンショットを見て「あれ、RTP?」と思った。
飛行船と中世風の帆船で、ちょっと肩透かしな感じ。

個人的には、テキストドキュメントの内容説明だけじゃなく、
チュートリアルのような対話式のルール解説がほしかったかも。
まあ無きゃ無いで別にかまわないんだけども…。

ルールとコツをつかみにくかったけど、慣れてきたら意外と悪くは無いのかも。
3つ全部を守ろうとすれば難しいけど、1種類に絞って守ると、難易度はそんなに悪くは無い。

評価 C+




No.11 レミーの大冒険
未プレイです。ごめんなさい。




No.12 正しいゲームの作り方
ゲーム製作をテーマにした小説、ってところでしょうか。
うーん…結局なんだったんだろ。この犯人は何がしたかったんだろ。

3時間待たされた意図も、特に感じられなかったし…。

たぶん「正しい」ゲームってどういうものでしょうか、っていう風に、
問題をプレイヤーに投げかけ、考えてもらうタイプの作品なんだと思う。
思うんだけど…。
最後の最後まで「犯人」が登場しなかった。(犯人に会いに行く場面でゲームは終了した)
主人公たちとは始めから議論しあうつもりは無かったってことなんだろうか。
それってなんだかアンフェアのような…。

ただ単に「問題をプレイヤーに投げかけ、考えてもらうタイプの作品」という私の解釈が
そもそも間違っている可能性もある。
う〜ん…。


評価 C




No.13 夜のコルティーレ ROSSO
そういえば前回の大会で、感想ひどい事書いちゃったかも。
あのときはなんかゴメンナサイ。

一応、前作「白のコルティーレ」は、一次審査のあとクリアしてました。
やっぱりどう考えてもプンゲ向きのゲームとは言いがたいのですが、
公開攻略情報と時間とがあれば、という事になってしまうのですが、
なかなかどうして、面白いゲームでした。

うんまあ前作の話(言い訳?)はそこそこにして、
今回のゲームの感想を。

うん、面白かった。
なんとかクリアできました。

謎解きがシンプルに、かつわかりやすくなった。うん、いい感じ。
前作「白コル」の不満点として、
「謎解きに専門知識を要求されるので、それをまず調べないとにっちもさっちも」
と思ったのがあったんですけど、
今回はちゃんとその点はフォローされてるんですね。


キャラの語尾とかそういうのがちょっと気になる。
いや、それ自体は別にいいんですけど、なんか使用頻度が…。
「〜なの」にしても「にこり」にしても事あるごとに出てくるから、
テンポが悪さと、くどさが出てくるというかなんというか。
いや、そういうものなのかもしれないし、そうだって言われたらそれまでなんでしょうけども…。


謎解きがちょうどいい感じでした。
ストレスが少なく、楽しめました。


評価 A




No.14 おまえがグーならおれはパー
ううん、困った。何て言ったらいいか。

なんかこう、ベースはジャンケンで、複雑なルールを理解した後はやっぱりジャンケンで…
普通にやる気しないし、やる気あったとしてもどうしたらいいものか。(すみません)

なんていうか、あれだ。
ゲームって、他人に楽しんでもらうものだと思います。たぶん。




No.15 Friends live
選曲そりゃ無い。森のくまさんて。

うーん、いろんな意味でゲームに向かない曲。
あの魔王が選ぶ曲ってイメージに無いし、
短いメロディーのループだから飽きやすいし。
なんか、本当に意外性「だけ」を狙った曲のチョイスなのかもしれない。
ん、なんかそう考えたらある意味すごい気がしてきた。

森のくまさんクリア。んでその次は、トルコ行進曲。
…ギターじゃないじゃないか。ピアノじゃないか。
うーん。

ゲームシステムは、カーソルが曲とリンクしていないのはちょっと盛り上がらない。
あと、反応がおかしいときがある。

作りこみが甘い、と気軽にいう事はできるが、
ツクールで音ゲー…うまく作れる気がしない。うーん。

キャラのやりとりはけっこう良かったかも。


評価 C




No.16 Accel Shot
もぐらたたき…
ツクールでマウス使うゲームって初めてだ。そういう事もできるんですね。

ただまあ、時間の長さがかなりきついです。
ワニワニパニックとかって何秒だっけ。長くて90秒とかじゃなかったっけ。

かなりの持久戦になるゲーム。
腕が疲れるとか集中力が続かないとか、やっぱり思ってしまう。
3分ゲーの「3分」を意識しすぎたのかなーと。
もっと短期決戦にしたほうが良かったと思います。

とはいえ、マイナスポイントは、ほぼ、その1点だけであるとも言えなくも無い。

もぐらたたきたるシンプルなルールで楽しめるのはマルかな。
プレイヤーが各自、(わざとマイナスを狙う〜みたいな)
ちょっと変わったやり込みとかもできるかも。
楽しみ方もいろいろ拡張させられそうです。


評価 B




No.17 Purple-パープル-
うん、面白いです。
独自のルールがうまくまとまってて、わかりやすくて、ハマれる。

作品の雰囲気もかなり良い。
全体的に紫を主体とした淡い色で構成されていて、アクの無い、やわらかいイメージがある。
音楽もイメージにマッチしている。
ううん、なんていうんだろうな、海の中の優しさ、みたいなイメージが、
理屈じゃなく、
視覚聴覚のほかに、感覚でまでも、感じることができる。
このへんの雰囲気の上手さって今回このゲームがベストかなー、と。

ゲームシステムもマル。
これでストレスを多く感じるゲームシステムだったら全部ぶち壊し、なところだったんだけど、
マップ単位で簡単にリトライできたり、再開ステージをセレクトできたり、
とにかくストレスを感じる部分の無いシステムに出来上がっている。
ゲームしていることそのものが気持ちいいものになっている。
さすがに後半のステージは歯ごたえがあって、なかなか解き辛くなるんだけど、
総合的な雰囲気の良さの余韻が残っているので、解けないストレスがマイナス要因になることが無く、
プラスの感情の貯金を残したまま、ステージクリアしたときのうれしさを味わうことができる。

うーん、すごい。


評価 A




No.18 シンビジウム
ううん…同種の「難解な言葉が出きてるけど基本は自作戦闘っぽい数字のやりとり」みたいな。
難しい世界設定やルールを覚えた後でやらされるのは結局いつもと同じっていう印象があるので
食指が沸かない…。
雰囲気も…う〜ん、独特の雰囲気があるようで無いような。
前回作品とほぼ同じようなグラフィックだったせいか、
あるいはこういう雰囲気のゲームってプンゲじゃ意外と多い気がするせいか、
それでインパクトがないのかも。


評価 B




No.19 アグニの神
うおお、すごい。今曰花さんの魅力全開。

2度目のプレイ、配役を変更してみて開演してみると…うおお。
まさかこんなにぶっ壊れてこんなに面白くなるなんて。

この人をこの役にしてみたらどうなんだろう、
そんな事を繰り返しているうちに、主演者ごとのキャラがつかめてきて、
あるときには期待通りに、あるときには期待を斜め方向に気持ちよく裏切ってくれて。
そんなこんなで愛着が沸いてきて。

隠れシナリオが出てきたときといったらもう。


うーん、音楽が無いんですねそういえば。
構成上の都合、音楽を導入できなかったのかもしれませんし、
下手な音楽が無いほうが正解かとは思うのですが、
やっぱり寂しいと感じるときがありました。
仮に付け足すとしたらどんな音がいいんだろう?
効果音、環境音みたいなものがいいんだろうか。
演劇って設定だから、やっぱり舞台っぽい音のほうがいいんだろうか。
いややっぱり、今のままのほうがいいんだろうか。
うーんうーん、分かんない_| ̄|○


やっぱりこう、面白い、笑える部分が強いゲームですが、
なんだかんだで地の部分、配役不変更の場合の物語もしっかりしているわけで。
芥川龍之介が原作という事で、読んでみたんですけども、
原作者の作風もある(?)のか、少し重たみのある、どちらかといえば「怪奇現象」よりの話だったかなーと感じました。
(私の感じ方なので人それぞれアレでしょうけども)
このゲームをプレイしたときの感覚、作品の重たみが、そういえばあまり感じなかった。
重苦しい雰囲気がややコミカルな雰囲気に、
怪奇現象っぽい話が、見たものに様々な解釈ができる話に、
原作を壊すことなく、されど独自のものに、
上手くアレンジされていると感じました。


誰でも簡単に楽しめる。
誰に勧めても喜んでもらえそう。

うーん、最高です。


評価 A




No.20 カードで語り合え!
うーん、なかなかこれで、意外とけっこう悪くはない。
グラフィックがしょぼめだとかカードの種類にバリエーションが無いとか、
作者さんの力量の不足を感じてしまう作品で、いろいろ物足りない点はあるんですけど、
なにげにカードゲームの基本は抑えられてる。
自分だけのデッキを構築するとか。
かけひきも思ったより意外とある(ような気がする)とか。
「倍増」「半減」みたいな、ジョーカー的な強さのカードのバランスもいい。

いい意味で「シンプル」なので癖が無く遊べる。


アドバイスっぽい事を言うとするなら…ううん…
まあ、なんというか、もっといろいろイベントの数を増やしてみることでしょうか。
もし仮にこのゲームをもっと作りこむにしても、違うゲームを製作するにしても、何にしても。

仮にこのゲームの話をするなら、基礎の部分はしっかり作れるみたいだから、
敵を倒したら新しいカードが貰えるとか、新種のカードを増やすとか。
デッキ編成部分をもっと便利になれば、デッキ構築の面白さも増えるんじゃないかと。
まあとりあえずはそんなところです。


評価 B




No.21 隠恋慕
バッドエンド集めタイプのノベルゲー。
うーん、なかなか面白かった。

原則的には単純明快、シンプルでありながら、侮れない作品でした。
ラストにちょっとだけ「いつものノリ」でいくとひっかかった感じ。
それがまた、なかなかどうして。

キャラグラフィックや背景画とかもいいかんじ。
音楽のチョイスも作品にマッチしていました。
センス良いです。

全部見終わると流れる、歌入りのエンディングも良かったかも。
読後感が引き締まる感じ(?)がしました。


評価 A




No.22 「カゲ」と「ムハイ」
スニーキング系(っていう分類で合ってるだろうか)なゲーム。
シュールな設定やグラフィックに味がある。

うーん、何か物足りない。
臨場感かな。
潜入系のゲームってそこそこ数があるけど、それらのゲームが持っていたような「ドキドキハラハラ感」が少ない。
なんだかんだで「安全に慎重に行動する」っていうのが基本的な攻略方法で、その方法で大概は片付いちゃうから、
ドキッとするようなアクシデント、どうしても失敗できないんだっていうような緊張感、
そういうのが薄いのかも。

白・黒・灰色で構成された画面もまあ悪くはないんだけど、
見た感じ似通っているから、記号的なものにしか過ぎないので盛り上がれない、
せっかくの独創性がマイナスに作用している、みたいなイメージもあります。

ゲームそのものの面白さは悪くはないはずなんだけど…。


評価 B




No.23 ozonex
○×ゲームの拡張系。
悪くないはずなのに、なんかそんなに面白くない…何故だろ。

ルールを覚えてゲームをひととおりこなす、
そこで終わってしまうような作品だっていう印象があります。
深みが無いというかなんと言うか。
やりこみ要素が薄いというか、やりこんでやるぜ!ってプレイヤーに思わせられるアピールポイントが無いというか。

チュートリアルが加わって、ルールをわかりやすく覚えられるんだけど、
おかげですんなりゲームに入れるんだけど、
うーん、チュートリアルがいささか長すぎなのかも。

なんていうんだろうな、例えるなら、
1)運転免許等の資格を取るために長めのレクチャー受けて、
2)その後実技に入って、
3)試験に合格して、
4)やったー終わったー!おしまい!

それに似た感覚なんだろうか、

1’)チュートリアルやって、
2’)試しに1度プレイして、
3’)対戦にクリアして、
4’)やったー終わったー!おしまい!

なんか、気分的にはそんな感じ。(例えが適格でないかも。伝わりづらかったらすみません)
一連の進行が機械的なんでしょうか。

やっつけ仕事的なゲーム?
うーん。


評価 B




No.24 のりくろ猫
いつもの感じの横スクロールアクション。
安定感と気軽さがあって、安心して遊べる。

ひととおりクリアできた後は、にんじん探しになるんだろうけど…
ヒントが作者さんのホームページに記載されていたようなんですが、
ある程度のヒントはreadmeあたりに入れて欲しかったかもです。
ネットにつなげない環境下だとちょっとアレだった。

回を追うごとにすこしずつマイナーチェンジして出してくださる作者さんですが、
そのせいか今回は、今までで一番楽しめたかもです。

うーん、感想らしい感想の言葉だ出てきませんでしたけど、
いいゲームだったことは確かです。


評価 A





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